設立にあたって
丸山ワクチンが世上の問題になってから、すでに30年以上の月日が経過しましたが、免疫療法やがんとの「共存」問題など、専門家の間での考え方も大分変わってきました。また治験のための3年ごとの申請も必要なくなり、丸山ワクチンの供給体制にも変化がみられました。この間、濃度の高い薬はすでに「放射線療法による白血球減少抑制剤」として認可されました。しかし、丸山千里先生が主張されたSSM(丸山ワクチン)、つまりがん免疫療法剤として適切な、より濃度の低いものはまだ陽の目をみていません。がん対策として患者の声をきき、またその希望に応じて多様な療法を選択できるようにすべきだという時代が到来したいま、丸山ワクチンとがんについて、もう一度みなさんとともに考え、研究を進めるために、NPOをたちあげることにしました。術後の転移を防ぎ、またがんとの共存を図り、さらに発病以前の予防などについて、ご意見・ご要望があれば、専門家の意見を聞きながら、いろいろ新しい試みをしたいと考えています。
という句を寄せられた方がいます。いつもこの原点にかえって、がん患者とそのご家族のために努力したいとおもいます。





